映画
2010年03月01日
「イースター・パレード」^^
まあ、有名なので知ってる人も多いと思うけど、1948年の、大ヒットしたMGMミュージカル映画。こないだ150円でDVD買ったので、小杉と二人で視聴。当初、20世紀FOXが制作する予定だったけど、アーヴィング・バーリンの要求するギャラを拒否したため、MGMが、アーヴィング・バーリンの要求に50万ドル上乗せして映画化権を取得したらしいw。まあ、すんごい金脈を20世紀FOXはみすみす手放した大間抜けという結果になったことになる。
うーん、やっぱしすばらしー。フレッド・アステアと息のあったダンスを見せるジュディ・ガーランドがすごい(しかも最初しろうとみたいに下手な踊りをわざと踊るのもすごい)!だけど、このときもう、ジュディ・ガーランドは夫のビンセント・ミネリとの仲がうまくいってなくて(1951年に離婚)情緒不安定になってて、精神安定剤とか飲んでてボロボロになってるんだよなー(そうは見えないけど)。最初、監督がビンセント・ミネリだったんだけど、ジュディ・ガーランドの精神状態に配慮して、5日間で監督おろされてるし。主演も、ジーン・ケリーだったんだけど、足首を骨折したために、フレッド・アステアを代役に指名したんだよね。結果、「バンド・ワゴン」に次ぐフレッド・アステアの代表作のひとつになったわけだけど。当時、アステアは48歳。円熟期だよね。とまあ、いろんな事故が傑作を生んだと言えると思う。
アン・ミラーもいいんだけど、もともとはシド・チャリース(この人も足をいためて降板)がやるはずだった役で、それもすごい見てみたかったなあ。ジュディ・ガーランドはこのころ(26歳)が全盛期といっていいと思うんだけど、相当精神的には厳しかったらしく(ていうか壊れる直前)、サナトリウムから退院したばかりで、撮影中も、翌年に役をおろされるハメになる「アニーよ銃をとれ!」ほどではないにしても、たびたび遅刻したりしてたらしい。この映画の翌々年の1950年には、MGMにとって超ドル箱スターだったにもかかわらず、クビになってしまうほど精神状態が悪化していた。しかし、その演技も歌もダンスもすばらしい!ひさびさに見たけど、やっぱし感動したー!
ところで、この映画のストーリーは比較的どうでもいいんだけどw、冒頭、長年のダンスパートナーに、仕事上の将来性を理由に去られるところ、フレッド・アステアが現実に長年のパートナーだったジンジャー・ロジャースに仕事の将来性を理由に去られたこととかぶるんだよね。このへん、ジーン・ケリーが主演してたらぜんぜん違う話になってそうだなー^^。まあともかく、σ(・∀・)にとっては数ある好きなミュージカル映画の中でもとりわけ好きな映画のひとつ^^。150円で買えてよかった~^^。
ちなみにσ(・∀・)はものすごいジュディ・ガーランドのファンで、CD化された音源(ほぼ輸入盤)はすべて持っている^^。
2008年11月22日
「明日の記憶」と新田一郎^^
夕食やりながら二人で視聴。さすがに話題になっただけあって、面白かったです。ただ、妙に「ダイジェスト版」ぽい印象が強いのと、ずいぶんアレンジを加えているらしいので、めちゃめちゃ原作が読みたくなりました^^。とにかくへたくそな役者が出ていないことと、「悪意や偏見をもった人間」がひとりも出てこないのが非常によかったです。木梨憲武の役がちょっと小ざかしいくらいかなw。というわけで近いうち文庫本で原作を購入予定。
でもって、めちゃめちゃ好きな新田一郎のCD(二枚組のベストアルバム)を購入。ひさびさに聴くけど、いま聴いてもやっぱカッコイイな~。五つ星決定w。ていうか知ってる曲ばっかだ。なにしろこの人のアルバムはアナログでは全部持ってるからなー^^。
2008年11月07日
「私の頭の中の消しゴム」(2004年)
先の日記に書いた、若年性認知症をテーマにした韓国映画。で、動画共有サイトにころがってたので、無料でダウンロードして二人で視聴^^。
よみうりテレビが2001年に月曜10時枠で放送したドラマ「Pure soul~君が僕を忘れても」(全12話)を原案にしています。ときたま「パクリ」とか「コピー」とか書いてるひとがいますが、EDクレジットに「日本のよみうりテレビ制作の番組『Pure Soul』を原案にした(Based on the television program "Pure Soul" Created and produced by Yomiuri Television, Japan, 2001)」と明記されてるので、パクリではありません。ストーリーの基幹部分も異なるので「リメイク」ともちょっと違って「翻案」というのがあたってるかな。もっとも違うのは、ヒロインの「若年性アルツハイマー」が遺伝する危険があることから、原案のドラマでは『子供を産むかどうか』の葛藤と、出産したあとの病気の進行と子供との関係が後半の山場になってるのですが、映画では子供に関する話はまったくでてきません。
そんなわけで、同じものを期待するとがっかりする向きもあるかも知れないですが、全体としてこの映画よくできてると思いました。ストーリーの前半部分が「(病気とは関係なく)困難を乗り越えて結婚する」ことにのみ割かれているため、認知症の映画というよりは「純愛メロドラマ」になっちゃってますが、面白かったのでまあオッケーです^^。カット割がテンポよくてだらだらしないのもよかったし、主演の二人の演技もよかった~。つぎは「明日の記憶」見てみよう。
2008年10月29日
夢のチョコレート工場
前に書いた、「夢のチョコレート工場」のDVD購入。ティム・バートンのじゃなくて古いほうね^^。ながらくAmazonで品切れだったんだけど、バンダレコードというちょくちょく使ってる中古屋さんが出してた新古品もの。2,100円かあ、安いなー。国内盤のCDより安いじゃんw。ウチでは、ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」よりもはるかに評価が高い作品なので、小杉がひまなときにいっしょにまた観る予定^^。ウンバルンバの歌ががが。
[rakuten:book:11611379:detail]
2008年10月03日
DMC
先日どっかで見かけた「八王子郷土資料館」の広告で、1964年の「東京オリンピック展」をやるらしいので、金曜日に二人で行こうかと^^(郷土資料館なので、八王子で行われた自転車競技などの写真とかが出るもよう)。でもって、最近σ(・∀・)が、小杉がトイレに置いてた「DMC」(デビルメイクライじゃなくて、デトロイト・メタル・シティのほう)の原作読んではまってしまったので、立川に劇場版映画(アニメじゃなくて実写のほう)見に行こうかと。夫婦割引で二人で2,000円で見られるらしい^^。というわけで行ってきました^^。昼すぎに出て、西八王子駅から歩いて移動。郷土資料館に近い「フォルクス」で食べて、郷土資料館へ。オリンピック展もよかったですが、常設展示も非常に見ごたえがあったので、また行く予定。入館料タダだし^^。オリンピック展の冊子買って、八王子駅までさらに歩いて移動。JRで立川へ。
で、映画ですが、思いのほかよかったです^^。ほとんど原作とは違う話・設定になってたんですが、それがうまくはまった感じです。まあ、原作どおり実写でやるとかなり意味不明な不気味な映画になりそうだしw。泣かせどころも作ってあって、それもよかったです。入れ替えじゃなかったらもう一回見てもよかったなー。
帰りは「アジアンダイニング TOMPOOYA(東風家)立川店」で一杯やってからモノレールで高幡不動に出て、京王線で帰宅。「キスダムR」のつづきを(20話まで)見たり、なかなか充実した一日でした^^。